新指導要領の英語がスタートし、悪戦苦闘しながらも「英語頑張ろう!!」と考えいてる中学生も多いと思います。そこで、おすすめの英語勉強法をご紹介します。
ベースにしているのは、同時通訳の神様と呼ばれ、只管朗読(しかんろうどく)を推奨していた國弘正雄先生と、東進ハイスクールの安河内哲也先生の4技能を身につける勉強法です。
國弘先生は、内容を理解したテキストをただひたすらに500回・1000回と朗読する只管朗読を推奨。使用するテキストは学校の教科書で十分といいます。
安河内先生は予備校の講師らしく、最新の4技能のテストでの得点力も視野に入れた勉強法を提示しています。
お二方の勉強法を参考に、部活や他科目の勉強もある中学生が無理なく実践できる形の勉強法紹介します。
使用教材
・学校教科書
・教科書ガイド
・教科書準拠CD
・文法テキスト
「中学英語をもう一度ひとつひとつわかりやすく」または「大岩のいちばんはじめの英文法【超基礎文法編】」
只菅朗読がメインですが、基礎的な文法事項や文型については学年に囚われずに早めに身につけておくと、勉強がスムーズに進むと考えます。
・単語集
キクタン(Entry2000)や英単語アプリmikanなど、アプリを使うと発音のチェックや覚えたかどうかの確認ができて便利。
教材の使い方と取り組み方
安河内先生の勉強法だと、もっと詳細に4技能を身につける勉強法が提示されていますが、現実的に習慣化するために簡略化すると以下の勉強法のモデルが考えられます。
(平日30分~1時間)
(STEP1)教科書ガイドを使って、教科書本文の意味を把握⇒音読
教科書ガイドを使うのは、意味のつかめない文と、重要文だけで十分
(STEP2)オーバーラッピング(教科書準拠CDに合わせて、教科書を見ながら音読)
(STEP3)ディクテーション(教科書準拠CDを聞きながら書き取り)
※移動時間やスキマ時間にシャドウイング(教科書を見ないでCDに合わせて音読)
※初期は本文理解とオーバーラッピングを半々の時間配分で。本文理解が終わったらオーバーラッピングとディクテーションを半々の時間配分で。
※学校で習っている単元に囚われずに、どんどん先に進んで反復
(週末1時間程度)
・文法問題集+単語チェック
※どんどん先に進めて、繰り返す
横浜市の一部学校では、学校教科書を1年間で5回繰り返す5ラウンド制が導入されているようです。同様に、どんどん先に進んで繰り返す。教科書全文を500回・1000回と繰り返し音読する事を目指します。
jyukukounomanabi.blog.so-net.ne.jp
WritingやSpeekingも、学校教科書の表現で使える表現を暗唱し、学校の授業と先生を最大限に活用して、効率的に学んでいきましょう。