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英語の学習は手書きとタイピングのどちらが効果的か

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英語の学習は、リピーティングやシャドウイングなどの音声学習を考えると、アプリを使った学習が効果的だと考えています。

 

単語学習では「mikan」と「スタディサプリ英単語」
TOEIC対策に「Abceed」、英作文学習に「Ginger Page」
など、複数のアプリを書籍と併用しています。
音声学習は間違いなく、アプリの利用が効果的だと思いますが、ディクテーションをする際に、タイピングと手書きのどちらが効果的なのか疑問に感じました。

タイピングの方がスピードが速く、スペルチェックの機能もあるので、間違いの発見も早いです。ただし、手書きの有効性に関する研究も多く、最近アプリを活用する機会が多く、手書きの機会が減ってきているので、どちらが効果的か気になり始めました。

タイピングよりも手書きの方が有効であるという研究には以下のものがあります。


プリンストン大学とカリフォルニア大学ロサンゼルス校の研究
パソコンでメモをとるよりも手書きでノートを取る学生の方が総じて成績が良いことが判明した。専門家らは、書くというプロセスがより深く情報を記憶に焼き付けると指摘している。

ワシントン大学教育心理学教授であるVirginia Berninger氏の研究

手書きは豊かな着想を生み出し、脳神経の働きも活発になる。

③フランスのエクス・マルセイユ大学の研究者が公表した論文

3~5歳の子どもにおけるタイピングとライティング(手書き)の効果の違いは凄まじく、手書きの方が書いたものの内容をよく覚えることができる。


現状、手書きとタイピングで使う脳領域が違うのは想像できますが、タイピングと手書きの学習経験や、視写、ディクテーション、英作文でも活性化する脳領域や記憶との相関に違いが出てくるのではないかと考えています。

タイピングの方が効率的な場面も多いので、一定時間の手書きの時間を残しつつ、学習効果の確認と最新の研究成果に注目していきます。