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教育・仕事・生活

想起練習で使える知識をみにつける

「使える脳の鍛え方ー成功する学習の科学ー(NTT出版)」を参考に、効果的な学習方法を検討する。

 

①効果的な学習の流れ

学習の目標を「いつでも知識が使える状態にする事」として、「使える脳の鍛え方」を参考に、効果的なが学習手順を以下のように定め、実践していく。

1.生成練習

「学習テーマ」に対し、今持っている知識をもとに答えを書き出す。または今持っている知識を書き出す。

2.熟読+クイズ化(問題化)

教科書(テキスト)を理解するために熟読する。後で想起練習するために「問題と答え」または答えが書いてある教材とページをノートに記入する。

3.想起練習

ノートに記入した問題に答える

4.間隔練習・交互練習

今までノートに記した問題に答える事が、自然に間隔練習・交互練習になる。

5.省察(想起練習+精緻化)

一日の中で学んだことを想起し、精緻化する。

 

②用語の定義

〈生成練習〉

答えや解き方を教わる前に自分で試してみること。いきなりテキストを読んだり抗議を聞くよりも学習効果が高くなる。

〈精緻化〉

新しい教材に新しい意味づけや解釈を見出すプロセス。自分の言葉で誰かに説明したり、自分の生活とどう関わるかを考えて、その教材をすでに知っている事と結びつける。精緻化により、新しい知識への理解は深まり、後で思い出しやすくなる。

〈想起練習〉

自分でクイズをする事。再読ではなく、記憶から知識や技術を思い出すこと。

〈間隔練習〉

同じ教材を間隔をあけて複数回学ぶこと。間隔をあけて想起練習し、理解(定着)があいまいな部分を再度テキストで確認する。単にテキストを再読する事は、わかったつもりになる危険性がある。

〈交互練習〉

一度に二種類以上勉強し、解法の違う問題を代わる代わる解く。一度に一種類の問題を解き、完璧にしてから次の問題に進む「集中学習」は「できるようになった」いう印象をもつが、短期記憶に入るだけですぐに忘れてしまう。

省察

学んだことを振り返って自問する数分間の練習。「何がうまくできたか?」「さらに向上させるにはどうすればいい?」というスケジューリングや学習方法の改善に関する振り返りや、「今の学習に関連して役立ちそうなことはないか?」といった想起と精緻化につながる問いかけで振り返りを行う。

〈検定〉

客観的な指標を使って錯覚を排除し、実力を正確に把握すること。

 

③今後の検討事項

1.教科書(テキスト)を理解するにはどうすればいい?

「使える脳の鍛え方」は、教科書(テキスト)を読んで理解できることを前提に、「使える知識として定着させるには?」という視点で書かれている。しかし、「AI vs 教科書が読めない子どもたち(東洋経済新報社)」で提示されているように、教科書を理解するところで躓く可能性がある。「教科書(テキスト)を理解するにはどうすればいい?」に対する答えを、新井紀子氏の著書「AIに負けない子どもを育てる」などから学んでいきたい。

2.ノート活用の検討

「生成練習→理解(問題化)→想起練習→省察」の流れで学習効果を最大化するためのノートの活用方法を検討する。

3.問題集に頼らずに想起練習→定着は可能か?

問題集の活用は、自分でクイズ化(問題化)する作業を省略でき、効率的に想起練習ができるように感じる。しかし、できるだけ教材数は増やしたくない。自身で作成した問題で想起練習する事が、問題集の代替になるのかを検証したい。できれば、教科書+資料集(地図帳)と、検定用の位置づけとなるような問題集(過去問など)1冊でおさめるのが理想。

 

使える脳の鍛え方 成功する学習の科学

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AIに負けない子どもを育てる

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