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「学び直し中学地理」アジア州①地形・気候・農業

アジア州の地形

アジアには約50の国があり、東の端に位置する日本から西の端のトルコまで、ユーラシア大陸の広い範囲を占めている。内陸には、高くて険しいヒマラヤ山脈チベット高原などの高地が広がり、西アジアイラン高原やトルコのアナトリア高原まで続いている。これらの高地から、黄河長江メコン川ガンジス川インダス川などの大河川が流れ出しており、流域に広がる平野は水田をはじめとする農耕地になっている。

 

大陸の東側は太平洋に面し、日本からインドネシアまで、火山や地震の多い島々が列を作って並んでいる。大陸の南側では、インド半島がインド洋に向かって突き出ており、中国とインドに挟まれたインドシナ半島からは、マレー半島インドネシアの島々に向かってのびている。大陸の西側には、アフリカ大陸との間にアラビア半島があり、その大部分は砂漠に覆われている。

 

アジア州の気候

アジア州には熱帯、乾燥帯、温帯、亜寒帯、寒帯のすべての気候帯が見られる。

・赤道付近

1年を通して気温が高く、多くの雨が降る。

・東アジア〜南アジア

季節風(モンスーン)が、人々の生活に大きな影響を与えている。

海からの湿った風が吹く季節は雨の多い雨季になり、内陸から乾いた風が吹く季節はあまり雨が降らない乾季になる。冬になると、シベリアからの冷たい季節風が東アジアに厳しい寒さをもたらす。

・内陸部・西アジア

太平洋やインド洋からの季節風の影響が及ばないので、1年を通じて雨があまり降らない乾燥した気候になる。

 

③アジアの農業

・東アジアから南アジア(平地部)

季節風の影響で降水量が多いので、水田での稲作を中心とした農業がさかん。

・中国北部・インド西部

降水量があまり多くないので、小麦やとうもろこしなどをつくる畑作が行われている。

西アジア中央アジア

乾燥していて農業が難しいため、アラビア半島やモンゴルでみられる遊牧のように、羊やラクダなどを飼育して乳や肉を食料とする牧畜がさかんに行われてきた。また、オアシスの周辺では乾燥に強い作物が灌漑(農作物に与えるための水を河川や湖、溜池などから水路を通して引き、もう地を潤す)で栽培されている。