メキシコペソのスワップポイント投資をするときの証券会社選びのポイントは次の2点です。
①スワップポイントが高いこと
②スプレッドが狭いこと
この2つのポイントで好条件の証券会社は次の3つです。
※数値は8月24日時点
※スワップポイントは1万通貨あたり
1.ヒロセ通商(スワップポイント8円/スプレッド0.3銭)
2.Light FX(スワップポイント7.1円/スプレッド0.3銭)
3.セントラル短資FX(スワップポイント6円/スプレッド0.2銭)
スプレッド0.1銭の差は10円なので、このデータだけならスワップポイントが1番高いヒロセ通商がおすすめです。ただし、スワップポイントは毎日変動するので、セントラル短資も最近の動きだけでも6円〜7円を行き来しています。比較的安定して7.1円を維持しているのがLight FXです。
上記3つの証券会社なら、大きくハズレはないと思うので、投資を始めようと思ったときのスワップポイントやキャンペーンを見て、あるいはアプリの使いやすさなどで判断してもいいと思います。
【スワップポイント投資の注意点】
・強制ロスカットに備える
スワップポイントを遥かに上回る下落による含み損に見舞われることがあるので、レバレッジは小さくする。スワップポイントは1Lot(1万通貨)あたり年間約2000円ですが、スワップポイントが吹き飛ぶ暴落に遭遇する機会は度々あります。強制ロスカットにならないよう、証拠金を維持する必要があります。
・新興国通貨は高値切り下げ、最安値更新の可能性が高い
新興国通貨の中でも比較的安定しているメキシコペソとはいえ、年々高値は切り下げ、昨年のコロナ禍で最安値を更新しています。前年の高値水準までは戻ってこない前提で、高値掴みにしないように気をつける必要があります。
・複数指値を入れる時は、広めのpipsで
下がったら買いのつもりで複数指値を入れると、大暴落で一気にすべての指値が刺さってしま危険性があります。Lot数が増えるとロスカットの危険性が高まるので、耐えられるLot数にコントロールすることと、高値掴みのポジションは、含み損がなくなったら(場合によっては含み損でも)欲をかかずに早めに利確してLot 数をへらすことがオススメです。
何れにせよ、新興国通貨のスワップ投資はリスクが比較的大きいので、余裕資産で無理なくというのが大前提の投資だと思います。
※スワップポイント8円_ヒロセ通商のLIONFX(8月30日時点)
※スワップポイント安定の7.1円_LightFx(8月30日時点)
※スプレッド0最小の0.2銭_セントラル短資FX(8月30日時点)