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賃貸派お父さんの住宅購入物語〜第1話_持家派妻の恐怖〜

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賃貸生活20年。住みたい所で、住みたい広さで、住める家に住む。そんな自由とリスクへの対応のしやすさを求める賃貸派の自分。そんな自由な生活を、結婚生活は許してくれないようです。「床と屋根さえあればそれで幸せ」そう思っているのは自分だけ。幸せな賃貸住宅生活終焉へのカウントダウンはある日突然スタートしました。

 

「明日マンションを見に行くから、朝一緒に来て。リノベーションの会社の人も来るから」妻からの突然の報告。すでに物件は絞られている様子です。

 

「いつまでこの家に住むつもりなの?」「下の子にも子供部屋持たせたいんだけど」「っていうか一人一部屋欲しいんだけど」そこからは、現状の住環境と夫に対する文句のオンパレードが始まりました。

 

翌日見に行ったマンションは、築40年以上のマンションで、ただ広いだけで収納もなく、窓のない部屋があったりと間取りも決して褒められたものではありませんでした。妻はリノベーションすればなんとかなると思っていたようですが、それだけではどうにもならない構造と形状だったため、今回は諦めてくれたようです。

 

不動産屋は、「今決断しないと週末には他の人に決まってしまいます」「こんな好条件の物件は他にはありません」「築20年以上の物件は、もうこれ以上下がりようがないので、同じような値段で売れます」など、すぐに契約させようとしているとしか思えないトークで決断を迫ります。

 

駅から徒歩15分。築40年。仮に売るときには築50年〜60年。ただ広いだけで収納もなく、使いづらそうな間取り。「将来誰も買わんだろ」。これはちゃんと不動産について勉強しないと痛い目に合いそうです。

 

10年後、20年後に同じ場所に住み続ける意味もメリットも感じられない私は、将来売却した時の損失をできるだけ抑えたいという考えです。将来再び、賃貸生活に舞い戻るために、資産価値のない家を購入するわけにはいきません

 

妻の念願である住宅購入を却下して、強引に賃貸生活を推し進める作戦もありますが、その後の生活で事あるごとにグチグチ攻撃を受けるのが目に見えています。平穏な生活のためには、住宅購入に踏み切るしかなさそうです。

 

損失の可能性をできるだけ抑えるために、住宅購入に関する勉強がスタートしました。