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発達障害&不登校児の通信制高校比較〜サポート・コース・学費〜

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発達障害&不登校児の通信制高校を比較してきましたが、学校ごとにサポート内容や学費が大きく異なるので、事前の調査や見学は不可欠と言えそうです。最終的には本人の判断になりますが、発達障害&不登校の生徒にとって重要度が高いと思われる項目について、検討対象になる学校を整理していきます。

発達障害の生徒に対するサポートが手厚い

・明蓬館高等学校

「SNEC(スペシャル・ニーズ・エデュケーション・センター)」は、発達障害の支援スキルを持った教員と心理士が常駐して、教員とチームを組んで指導にあたっている。成果物を評価に組み込むマイプロ評価が、課題に対する能動的な姿勢を喚起することにつながれば他の学校にはない成長が見られる可能性がありそう。

八洲学園高等学校

発達障害などで、より支援が必要な生徒に対応するため、ゆったりと時間をかけて指導する「5年制クラス」がある。

②通学日数を柔軟に選択できる

八洲学園高等学校

「5年制クラス」「ベーシックラス(3年制)」は毎日通学。週3日〜1日、午後に通学する「マイスタイルクラス」や、自宅でのサポートが受けれれる「ホームサポートクラス」。「通信クラス」など、豊富な選択肢から状況に応じてコースを選択できる。

・飛鳥未来高等学校

月1回のホームルームがある「ベーシックスタイル」。週1回のホームルームがあるスタンダードスタイル。この2つのスタイルは週1〜5日まで自分のペースで自由に登校日数を決められる。他に「3Dayスタイル」と、毎日通学する「5Dayスタイル」が選択可能。

・教育アカデミー(鹿島学園高等学校サポート校)

「週4日全日コース」「週4日半日コース」「週1〜2日(全日)コース」「コニュニケーションコース(週1・半日)」のコースがあり、状況に応じてコースを選択できる。

ルネサンス高等学校

サポート校ではないが、最寄りに自由登校可能なキャンパスがあれば、自由に登校して学習ができる。

③価格比較

あくまでホームページや請求した資料からの概算なので、誤差がある可能性が高いですが、ざっくりとした3年間(八洲学園5年制コースは5年間)の学費の総額を比較します。

(5年制コース)

八洲学園高等学校(5年制クラス)294万

(週4〜5日通学)

・教育アカデミー高等部(週4日半日コース)191万

八洲学園高等学校(ベーシッククラス)230万

・教育アカデミー高等部(週4日全日コース)236万

・飛鳥未来高等学校(5Dayスタイル)255万

・明蓬館高等学校(通学コース)270万

(週1〜3日通学)

・飛鳥未来高等学校(スタンダードスタイル)168万

八洲学園高等学校(マイスタイルクラス)170万

・教育アカデミー(週2日全日コース)176万

・飛鳥未来高等学校(3Dayスタイル)201万

・明蓬館高等学校(ネットコース)237万

(週1日未満の通学)

・飛鳥未来高等学校(ベーシックスタイル)138万

ルネサンス高等学校 127万

ざっくりとした計算ですが、就学支援金(世帯年収590万未満)で3年間で約60万程度(8,000円×74単位=592,000円)。就学支援金(世帯年収590万以上910万未満)で3年間で約35万程度(4,812円×74単位=35,508円で計算)の補助が受けられる位が概算になるかと思います。就学支援金なしの概算で考えると、毎日通学するコースで250万、週1〜3の通学で170万、週1未満で130万程度がざっくりとした通信制高校の学費の相場になりそうです。明蓬館高等学校は検査費が含まれていたり、サポートが手厚い分、学費は高くなりそうですが、必要なサポートが受けられるのであれば、引き続き候補として検討していきたいと思います。