2021年12月26日から、楽天証券で米株積立がスタートします。先行して同様のサービスを行っているSBI証券の「米国株式・ETF自動買付サービス」との違いを整理します。
【共通点】
・外貨決済/円貨決済可能
・円貨決済の場合は「楽天銀行のマネーコネクト」や「SBI銀行のハイブリッド口座」を利用できるので証券口座への入出金不要
・積立日の指定可能
・「NISA口座」での利用可能
【違い】
①最低積立金額
(楽天証券)1万円(外貨決済の場合1万円相当)
(SBI証券)1株から
※SPYDが40ドル前後、QYLDが22ドル前後であることを考えると、SBI証券の方が最低積立金額は低く設定できると言えそうです。
②楽天ポイントで積立可能
最大の違いともいえるのが、円貨決済の場合、楽天ポイントでの積立が可能という事です。楽天経済圏で多くのポイントを確保している人にとっては、1つの使い道になりそうです。米国株を購入して楽天ポイントが貯まるわけではないので注意。
③為替手数料
(楽天銀行)25銭
(SBI銀行)4銭(外貨積立を利用すれば2銭)
結論としては、「楽天ポイントを利用した円貨決済の場合は楽天証券」「外貨決済または少額積立を希望する場合はSBI証券」という使い分けになりそうです。米国ETFの積立サービスや条件が良くなっていくのは喜ばしいことですね。