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基礎知識の身につけ方④_生活習慣の改善で集中力を高める

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基礎知識を記憶するために欠かせない集中力。集中力を高めるためには、日々の習慣の改善も効果がありそうです。エドワード・M・ハロウェル氏の「ハーバード集中力革命」では、集中力を高める習慣・阻害する習慣についても言及されています。

【集中力に関わる身体習慣】

ハーバード集中力革命では、集中した状態を維持するためには、脳へのエネルギー供給量を管理する事が重要と述べています。身体習慣に関わる要素として「睡眠」「栄養摂取」「運動」「瞑想」が挙げられています。「一事集中」で課題に取り組むと、他の事に意識が向かっているわけではないけれど、課題に集中できていない感覚にとらわれる事があります。そんな時は「睡眠」や「適切な食事」「適度な運動」が取れていない可能性があります。「睡眠不足」であれば、夜遅くまでのネットサーフィンや、深夜の飲酒などが改善方針になる人が多いのではないでしょうか。「一事集中」という認識は、生活習慣の改善のきっかけにもなりそうです。

 

【仕組み化・習慣化】

「一事集中」で課題に取り組む時の阻害要因の一つが、「いつ・何をやるか」つまり課題整理(管理)ができていないという問題です。課題管理に関しては、一定の仕組み化と習慣化が効果的と言えそうです。「何曜日の何時は何をする」といった、学生時代からやっているような習慣化(ルール化)や、「一事集中」の阻害要因になるもの(深夜の飲酒)はやらないといった規範化の作業が効果的と言えそうです。習慣化の技術やタスク管理の技術については多くの書籍が出版されているので、「一事集中」のためにという視点で読み直してみると新たな視点がありそうです。

 

【感情をコントロールする】

集中するためには、その課題を「やりたい」と思える精神的な欲求も重要です。この欲求を生み出すためにも「うまくいったことを振り返る」といった振り返りの手法や、「この瞬間大事なことを優先する」といったタスク管理の手法を用いる事も効果的です。「やる気が出ないから集中できない」という状態から脱却するためにも、没頭するしくみを技術として身に付ける事は、基礎知識を身に付けるうえでも重要になりそうです。