楽天証券を利用する最大のメリットだった、「楽天カードでの投資信託買付で1%還元」が2022年で終了します。変更のスケジュールは以下のようになります。
【楽天証券のポイント還元変更スケジュール】
①2022年9月から信託報酬が低いファンドは0.2%還元
主要なインデックスファンドはすべて0.2%還元になります。
・楽天キャッシュからの投資信託買付は2021年中はキャンペーンで0.5%還元
※楽天キャッシュにチャージする手間はありますが2021年中は1%還元が維持されます
③2023年からは0.5%還元
・楽天カードからの買付だと0.2%還元ですが、楽天証券で投信積立を続ける場合はおそらく楽天チャージからの積立を継続すると思うので、楽天チャージの0.5%還元が実質の還元率になります。
【2023年以降の投信積立の選択肢は3つ】
楽天キャッシュへのチャージは恐らくオートチャージ設定でそれほど手間にならないので、そのまま継続
三井住友カード利用の投信積立で0.5%還元。ゴールドカードなら1%還元。
マネックスカードで1%還元できますが、今の所マネックスポイントは買付手数料にしか使えないようなので、マネックスポイントはAMAZONやPontaポイントなど、他社ポイントに交換して使う形になりそうです。
【ポイント還元以外の証券会社の違い】
①資金移動は楽天証券が楽
楽天銀行とのマネーブリッジで、銀行口座と証券口座の資金移動の手間ゼロ。円貨決済ならETFの配当金も自動的に銀行口座と共有できる。SBI証券の場合は、SBIネット銀行のハイブリッド預金と代表口座間で資金を振り替える必要があるのでちょっとだけ手間。マネックス証券の場合は、他行から入金する必要あり(即時入金手数料無料)。
②外貨決済ならSBI証券
SBIネット銀行で米ドルを購入する際の為替手数料は4銭。外貨積立なら2銭。各証券会社で米ドルを購入する際の手数料は25銭がほとんどなので、米ドルの調達はSBIネット銀行がお得。SBI証券への米ドルの振替も無料。
今までは「投資信託や米国ETFの円貨決済なら楽天証券」「米国ETFの外貨決済ならSBI証券」という使い分けでしたが、楽天証券のメリットはほぼなくなったので、「投資信託ならマネックス証券」に評価が移り変わっていきそうです。SBI証券に絞る人も増えていくかもしれないですね。
私の場合は、証券会社の変更の手間などを考えると2023年までは楽天証券で継続する予定です。2024年からは新NISAに切り替える予定なので、それを機に今の所SBI証券をメインに切り替える予定です。楽天キャッシュチャージの使い勝手や、他の証券会社の動向も見ながら2024年からのメイン口座を決めていきます。