manabilife

教育・節約・投資

MENU

基礎リテラシー向上型授業のゲーム化②_習熟度一覧(レベル)の視覚化

f:id:manabilife:20220207232457p:plain

【問題】

基礎リテラシー向上型授業の授業案作成をどうする?

【集団授業での基礎リテラシー向上型授業の位置づけ再考】

「基礎リテラシー向上」において、ゲームに対する熱中や持続性を取り入れる「ゲーミフィケーション」の導入は非常に効果的であると考えます。自身もスマホアプリやタブレットを使った学習は積極的に利用しています。「即時性」「結果の視覚化」「ランキング」「問題の組み換え」など、通常の集団授業以上に効率的に学習できる要素が多々あります。ゲーミフィケーションの導入は、タブレット学習との親和性が高そうであり、「競争」「協力」といった要素は、基礎リテラシー向上型授業のサブ的要素の活用にとどまりそうです。今の所、集団授業でのゲーミフィケーションの活用は、一旦ストップし、他の路線を検討したほうが良さそうです。

 

タブレット学習を超える基礎リテラシー向上型授業とは?】

タブレット学習は、「ゲーミフィケーションの活用」「問題の自動生成」「網羅性」にその強みがあります。一方、集団授業の一番の価値は「問題解決型授業での協調学習」。基礎リテラシーの習得も、「問題解決をよりスムーズにする」という位置づけです。この視点で考えると、「タブレット学習」の網羅性はメリットにはなりません。むしろ、「問題解決型授業運営の前提」として必要な基礎リテラシーに絞って「完全習得」や「習熟度を上げる」という視点で運営する方が価値が高そうです。「完全習得」「習熟度向上」を目標に、対面での即時フィードバックを活かした運営が効果的と言えそうです。

 

【「選択と集中」「習熟度一覧の視覚化」】

現段階での結論として、集団で学ぶ価値の最先端は「問題解決型授業の協調学習」。サブ的な位置づけで、必要な基礎リテラシーに絞って「完全習得と習熟度向上」を目標にした課題の指示と即時フィードバックを行う。というのが、効果的と言えそうです。こここでの「基礎リテラシー向上型授業」は個別指導に近いスタイルがイメージできます。基礎リテラシーを身に付ける価値を共有しているという点が、集団で学ぶ価値になりそうです。また、「習熟度一覧(レベル設定)」を明示する(視覚化)する事が、ゲーミフィケーションを取り入れる要素になりそうです。