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ふくしままさゆき先生に簿記を学ぶ①_基礎リテラシーの向上とは、正しい手順の円滑化

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ふくしままさゆき先生は、簿記の学習に関する「Youtube」動画や「Kindle」本など、安価で質の高い学習機会を提供してくれています。ふくしま先生の「ホントにゼロからの簿記3級」を通じて、簿記の学習をスタートしましたが、「基礎リテラシー向上」のヒントや気づきに溢れています。

 

複式簿記」は、「企業活動の状況」を他者が把握し、比較するための「世界共通ルール」。「世界共通ルール」だからこそ「複式簿記」の習得を目指すことは、「基礎リテラシーの身につけ方」を技化することにつながるといえそうです。

 

ふくしま先生の著書は、「複式簿記」がどのような問題を解決したのかが端的に語られ、「仕訳」のポイント(手順)が端的に提示されています。ふくしま先生の著書での学びを通じて「基礎リテラシーの向上」とは、「正しい手順の円滑化」という事に気付かされます。現段階でのふくしま先生の著書からの学びを整理します。

 

【企業活動を他者が把握・比較できるようにするにはどうすればいい?】

複式簿記」という世界共通の帳簿ルールによって「企業活動」を他者が把握・比較できるようになった。

 

【「複式簿記」を身につけるにはどうすればいい?】

・「複式簿記が身につく」とは、正しい「仕訳」ができるようになるということ。

・「仕訳」とは、借方貸方をセットで記入できるようになること。

(仕訳の3ステップ)

①企業活動をどの勘定科目で表現するかを決める。

②資産=負債+純資産

 費用 収益

の5つの概念のどれに相当するかを考える。

③プラスかマイナスかを考える

※資産と費用はプラスなら借方、マイナスなら貸方。

負債、純資産、収益はプラスなら貸方、マイナスなら借方に記入

 

【「基礎リテラシーの向上」とは正しい手順の「円滑化」】

ふくしま先生の著書には、「簿記3級合格」という目標に沿って、演習問題が出題されます。解説も上記の3つのステップを段階を踏んで記述されているので、読者もこの3つのステップを意識して問題を解くことで、仕訳の技能が着実に円滑化されていきます。

 

「基礎リテラシー向上」を目標に授業を実施したり、自身の課題に取り組む時は、まずは「正しい手順の提示(確認)」次に「演習・実戦による円滑化」という型を意識的に取り入れることが有効だと感じました。今後の簿記の学習が進んでいくのが楽しみです。