「基本概念の学び方」の手順を変更します。
【旧学習手順】
①教科書を読み、扱う概念を決める
②3つの問いに答えて問題を抽出
1.その概念が生まれた背景は?
2.その問題が生まれた背景は?
3.その概念はどのような問題を解決し、その後どうなったか?
③基礎知識の整理
④重要事項の整理
※旧学習手順の詳細はコチラ
上記手順で学習を進める際の問題点は、3つの問いの内容が重複してしまうこと。
問題解決のために新たな概念が生まれるので、問題が生まれた背景と概念が生まれた背景がどうしても重複してしまいます。また、重要事項の内容と3つの問いもほぼ重複し、現状は要約的な位置づけになっています。
また、基本概念を学ぶ一番の目的は、「新たな概念によって問題が解決される過程」を学ぶ事で、「現代の問題解決力を鍛える」こと。より、学習内容と現実問題への活用を鮮明にする必要があります。
上記の問題点を解消するために、「基本概念の学び方」の手順を以下のように組み替えます。
【新学習手順】
①教科書を読み、扱う概念を決める
②3つの問いに答え、問題を抽出
1.その問題が生まれた背景は?
2.その概念によってどのようにして問題が解決したか?
3.その後どうなったか?
③基礎知識の整理
問題が生まれた背景や、概念が生まれた背景の前提となる知識を整理。
④現代への活用
「学習した基本概念」や「問題解決の過程」が、現代の問題解決にどのように活用できるかを整理。
上記学習手順で引き続き学習し、修正を加えていきます。