図1のような角の二等分線の長さが
で表せることを2通りの方法で証明します。
①相似の利用
図2のように、△ABCの外接円を描き、ADの延長と外接円との交点を点Eとし、DE=yと置く。
△ABE∽△ADCなので
・・・①
方べきの定理より
・・・②
①②より
②余弦定理の利用
△BADで余弦定理より
・・・①
△CADで余弦定理より
・・・
∠BAD=∠CADより
両辺に2abxをかけると
・・・①
角の二等分線の定理より
・・・②
①②より
方べきの定理が使えないようなら、もう一段階相似の証明をする必要がありますが、①の方法なら中学生でも証明可能ですね。