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習慣化の技術②〜辞めたい習慣の原因になっている行動習慣を抽出〜

習慣化の

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何かを実現するには、習慣を変える事がなによりの近道。そうは言っても「いつも3日坊主で終わってしまう」「やめなきゃとは思うけど辞められない」そんな経験を繰り返している人も多いと思います。「習慣化は技術」。習慣化の技術を身につける事で、心身ともに健康に、多くの目標を達成できるようになります。そんな習慣化の技術を段階を追って紹介します。

 

①やりたいことリスト

「やりたい!!」と思うことを列挙していきます。

・英語の勉強がしたい

・簿記の勉強がしたい

・プログラミングも勉強したい

・筋トレをしたい

等々

できる限り列挙していきます。当然全て取り組めるわけではありませんが、習慣改善のモチベーションになります。

 

②現在の生活習慣を時系列に列挙

(とある社会人の例)

7:00 起床・布団をあげる・カーテンを開ける・顔を洗う・洗濯

7:30 朝食・食器洗い・洗濯物干し

8:30 勉強①

10:00 勉強② 

12:00 身支度・出社

13:00 仕事

23:30 帰宅・夕食・風呂・スマホ

26:00 就寝

就寝時間が遅く、睡眠時間が確保できていないのが問題点として上がってきます。

③悪い習慣の原因になっている行動習慣を抽出する

「早く寝る」という改善は身体習慣に属するので、改善の難易度が上がります。早く寝れない原因になっているのが、スマホをダラダラとイジってしまうことと、深夜の食事です。「帰宅後にスマホを使わない」というのも使う・使わないという行動習慣なので改善の可能性はありますが少し現実的ではありません。夕食を食べる食べないも身体習慣なので我慢するのは難しいもの。ただし、夕食を買うために、帰りにスーパーやコンビニに立ち寄っています。コンビニに寄る・寄らないは行動習慣。改善の可能性が高まります。かつ、コンビニに寄らなければ夜食を買わないので、節約にもなるのでお金がたまります。一回500円使っていたとしたら20日で10,000円の節約になります。夜食を食べないことで、夜の飲酒の機会も減って健康的にもなりそうです。結果、早く寝ることにも繋がります。このように、今回のケースでは「早く寝る」「夜食を食べない」ではなく、「帰りにコンビニに寄らない」という行動習慣に落とし込むことで、身体習慣の改善に繋げる事ができます。

④改善は1ヶ月1行動習慣

1度に複数の習慣を改善しようとすると、行動改善の可能性が低下します。改善するのは1ヶ月1行動習慣。他に辞めたい習慣・付け加えたい習慣は、習慣化ウェイティングボード(単なるメモ)に書き溜めておきます。来月は何を改善しようとワクワクしてくればしめたものです。

 

「やりたいことリスト」「習慣化ウェイティングボード」による習慣改善の動機づけ。現状の生活習慣の見える化。改善したい習慣の原因になっている行動習慣の抽出。1ヶ月1改善。この流れを徹底することで、いつのまにか身体習慣の改善いもつながります。1つの行動習慣の変化が大きな変化の第一歩。楽しく行動改善していきたいですね。