発達障害の生徒に対する対応は、他の通信制高校と一線を画す。マイプロ評価はテストに拒否反応を示しがちな息子にとってはありがたい評価システムになるかもしれません。
【概要】
(本校)安宅本校(福岡県川崎町)
(学習センター)東京(品川・国立)、神奈川(横浜・厚木)・福岡(博多)など
・SNEC(スペシャル・ニーズ・エデュケーションセンター)
発達障害の支援スキルを持った教員と心理士が常駐して、教員とチームを組み、発達に課題を持つ高校生が特別支援付きの普通科高校教育を受ける事ができる。一斉授業の代わりにパソコンやタブレットでネット授業を視聴し、レポートに取り組む。成績評価は、テストに加えて、時間をかけてじっくり散り組めるマイプロ評価(マイプロダクト・マイプロデュース・マイプロジェクト・マイプロフェッショナルなの意味。積極的、能動的な学びを促進する成果物学習)など様々な観点から行われる。また
各種心理検査の実施体制をとっており、特性に対する科学的理解のもと、将来の進路に向けた「合理的配慮と支援の実績」を積み重ねている。登校のペースは担当の職員と相談して決めていく。
・CONEC(コーターズ・ニューロハックセンター)
プログラミングを学びたいスペシャルニーズのある生徒が、様々なテクノリジーに触れ、自分の特性や興味関心にあったプログラミングスキルを発見し、そのスキルをどう活かしていくかを、実際の職場環境を想定したピアラーニング型(オンラインプラットフォーム上で出された課題を、まずは生徒自身が自分で考え、必要であればインターネットで必要な情報を検索して課題解決に取り組む)の手法を用いて学んでいく。ゲームやパソコンに多くの時間を費してきた「学び辛さや生き辛さを持つ生徒」、「不登校傾向を持つ生徒」、「LD・ADHD・ASDの生徒」が求める生徒像。
・発達障害の生徒への対応が手厚く、独自の取り組みも多いので、参考になる動画を紹介します。
【学費】
「親子の居場所応援チャンネル」さんの動画を参考にさせていただきました。就学支援金なしの1年間の料金の概算です。各種検査も含む特別支援費36万を含んだ料金。
・ネットコース(週1回の通学)約79万
・通学コース 約90万円
就学支援金を利用すると3年間で230万〜250万が目安になるそう。
【中等部】
・生徒一人一人に合わせて個別の教育支援計画と個別の指導計画を作成し、在籍中学校や医療機関、児童福祉施設など、生徒が関わる関係機関との連携をしていく。
・明蓬館高校独自のマイプロ学習を中等部でも取り込む。
・オンラインで自分のペースに合わせて学ぶことができる学習ツールを生徒一人ひとりに用意。
・料金が不明なので今後ひき続き調査していきます。