「ワックス」「ジェル」「グリース」など、種類も多様なうえに、個別の商品選びとなるともはや途方にくれそうになるほどの選択肢がある整髪料。整髪料選びで迷っているビジネスマンの方に、「これでもう迷わない」といえる万人向け整髪料3選をご紹介します。
【整髪料の種類】
①合成樹脂系(ジェル・スプレー)
合成樹脂でコーティングして固めるため、セット力が強く、時間が立つとパリパリに固まる。
②油系(ワックス・グリース・バーム)
合成樹脂系のジェルやスプレーに比べセット力は劣るものの、束感を作ることができ、固まらず再整髪できるのが特徴。ワックスは現在では粘土状、クリーム状、ファイバー状で伸びるものなど多様な商品があるが、その名の通り、硬めのものが「ワックス」。半固体状のものを「グリース」と呼ぶ。「グリース」は液状の油が主原料のため艶が出て、タイトに抑えるスタイルに向く。最もセット力が劣るのが「バーム」で、蜜蝋(ミツバチの巣から生成したロウ)など、天然の油性成分を利用した半固体状の整髪料。
以上の特徴から、ベリーショートでセット力重視なら「ジェル」。固めずセットするなら「ワックス」。ツヤ感を求めるなら「グリース」というのが大きな方向性。この3つの商品の中で、ビジネスマンにおすすめの商品ランナップを展開しているのが次の2つのブランドです。
【おすすめブランド】
①アリミノメン
「グリース」「ジェル」「バーム」「ヘアミルク」と絞られた商品ラインナップで用途にあわせて選びやすく、セットがしやすいのが特徴。香りも強すぎず、ビジネス向けにも安心して使用できます。
②エヌドットオム
「ワックス」の他に「ジェルバーム」「ジェルグリース」など、独自のブレンドで好みのスタイルと使いやすさを追求した商品が提供されています。一部、香りが強く好みが分かれる商品もありますが、多くの商品がチューブ型で使いやすいのも特徴の一つ。
上記2ブランドから、特におすすめの商品3選を紹介します。
【おすすめ商品】
①ワックス部門
(おすすめワックスNo1)
スタイリングワックス‹Hard›(エヌドットオム)
(対抗商品)
・シアクリーム(エヌドットオム)
・ハードミルク(アリミノメン)
エヌドットオム スタイリングワックス‹Hard›はクリーム状で使いやすく、容器もチューブ状なので扱いやすいのが特徴。100gと40gがあり、40gは割高にはなるものの持ち運びやお試しで利用するのに便利。対抗の「シアクリーム」とはセット力に大きな違いはないものの、アルガンオイルの効果でツヤ感が出るのが特徴。
ツヤ感がでるという点では、アリミノメンのハードミルクも対抗になりますが、長時間のセット力は「スタイリングワックス」に軍配。また、好みの分かれるところではありますが、ハードミルクは容器がポンプ式。個人的にはチューブ式のほうが扱いやすと思うので、その点でも「エヌドットオムのスタイリングワックス」がNo1です。
②グリース部門
(おすすめグリースNo1)
フリーズキープグリース(アリミノメン)
(対抗商品)
・ジェルグリース(エヌドットオム)
・ジェルバーム(エヌドットオム)
グリース部門のNo1はアリミノメンのフリーズキープグリース。ワックスにはないツヤ感を出すことができるのが魅力。ツヤ感を出すという点では、エヌドットオムからラインナップされている、「ジェルグリース」や、「ジェルバーム」がありますが、この2商品は「伊予柑の精油をブレンドした爽やかな香り」とありますが、若干香りが強く、好みの人もいるようでうが個人的にはあまり香りが強いのは好きではないので「フリーズキープグリース」に軍配が上がります。
③ジェル部門
(おすすめジェルNo1)
フリーズキープジェル(アリミノメン)
(対抗商品)
なし
純粋なジェルはエヌドットオムの商品群にはなく、他のジェルと比べても、扱いやすさやセット力、香りなど問題点が見当たりません。最もスタンダードで高品質なジェルといってもいいのではないでしょう。
以上、「ワックス」「グリース」「ジェル」の3つの部門でNo1を決めましたが、髪の長さや気分で使い分けることもできるので、全て揃えておくのもおすすめです。また、髪質や希望のスタイルによっては対抗商品の方があっている可能性もあるので、まずはいくつか試してみるのもおすすめです。「アリミノメン」と「エヌドットオム」であれば、きっとお気に入りの1本に出会えると思います。