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老後資金なら「SPYD」よりもリタイア直前に「QYLD」に集中投資したほうがいい?

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今まで、老後資金はSPYDやHDVなどの高配当ETFの配当金を足しにするのも1つの手だと考え、SPYDの定期積立を行ってきました。キャピタルゲインも見込めるのでコツコツ積み立てていましたが、「老後に切り崩したら配当金目減りするよな〜」「4%程度の配当金だと、よっぽどの投資額がないと生活費の足しにならないよな〜」「だったら、積み立てNISAを満額活用して、老後に切り崩していったほうがいいのかな〜」など、SPYD投資に疑問が湧いていました。そんなとき、超高配当ETFの「QYLD」の存在を知り、SPYD積み立てを辞める決心をしました。

 

「QYLD」の正式名称は、「グローバルX NASDAQ100カバード・コールETF」で、2021年11月時点で分配利回り11.42%を実現しています。キャピタルゲインが期待できない分配当利回りが高くなるETFで、経費率0.67と高めですが、キャピタルゲインを特に必要としない老後資金の確保としてはSPYDよりも適切な投資先のように感じます。ボラティリティーも比較的小さいので、引退間際に集中投資する戦略でもいいのではないかと思っています。

 

20年近く先の事なので、どうなっているかはわかりませんが、仮にこのようなETFが将来存在して、かつNISA制度も存在すると仮定すると、今からSPYDなどの高配当ETFに投資して配当金の再投資先をごちゃごちゃいじくるよりも、つみたてNISA枠いっぱいまでインデックス投資しておいたほうがシンプルで楽だと考えるようになりました。

 

というわけで、米ドル積立と高配当ETFの購入は一旦ストップして、余力資金は積立NISA枠いっぱいまでインデックス投資してほったらかす事にしました。今まで購入した高配当ETFはしばらく保有したままにしますが、適切なタイミングで手放していこうと思います。「QYLD」「JEPI」「XYLD」などの超高配当ETFのしくみやリスクについても引き続き調査していきます。