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年率11%_QYLDのカバード・コール戦略って何?

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米国高配当ETFの代表といえば、SPYD・HDV・VYM。キャピタルゲインも期待できる上に4%前後の利回りなので人気があります。一方、年利10%〜12%が魅力のQYLDキャピタルゲインが期待できない分、利回りが高く、ボラティリティーも小さいので、リタイア間近に一括投資して、配当金で生活していくのも1つの選択肢になりそうです。何事もなければリタイアは20年後ぐらいになると思うので、そのころにはもっと良い投資先が登場していたり、状況も大きく変わっているでしょうが、今から少しQYLDに投資して、状況の変化を追っていきたいと思います。

 

QYLDについて知るためにも、基本情報とQYLDの特徴であるカバード・コール戦略について整理します。

【QYLD基本情報】

(正式名称)グローバルX NASDAQ100カバード・コールETF

(運用方法)NASDAQ100株式の購入+NASDAQ100のコールオプションの売却

(経費率)0.6%

(分配利回り)11.38%

(配当)毎月

(総資産)約4000億

(設定日)2013年12月12日

 

コールオプション】 

コールオプションって何なの?

簡単に言うと、「決めた金額で株を買う権利」を売るってことだね

全然意味がわからない

証券所では「実際の株」だけでなく、その株を「買う権利」も売買されているんだ。これを「コールオプション」っていうよ

そんな権利まで売買の対象になるんだ〜

例えば「100万円で買った株を1ヶ月後に110万円で売りたい人」(売りたい君)と、「1ヶ月後に110万円でその株を買いたい人」(買いたい君)がいるとするよ

売りたい君は「1ヶ月後に、この株を110万円で売りますという約束を1万円で売った」とするよ。これを「権利行使価格110万円というコールを1万円で売る」って言うんだ

買いたい君は1万払って、1ヶ月後に110万円で株を買う権利を手に入れられるわけね

1ヶ月後に120万円だったら、買いたい君はお得に株を手に入れられるよね

1ヶ月後の価格が100万円だったらどうなるの?

買いたい君は、普通に市場から100万円で買えばいいから、110万円で買う権利を使わなければいいんだ。その代わりコール代の1万円は戻ってこないけどね

そっか、売れても売れなくても、コール代の1万円は売りたい君の手元に残るわけね

QYLDの場合は、100万円で購入した株をキャピタルゲインなしの100万円の権利行使価格のコールで売っているみたいだから、そもそもキャピタルゲインを放棄している商品といえそうだね

えっ、NASDAQ100ってすごい値上がりしている印象だから、1ヶ月後に同じ金額で買えるコールって魅力的かも

QYLDはキャイたるゲインを放棄する代わりに、この月々のコール代の利益を分配金に回しているんだ。分配金は最大1%という上限を設けているから、余剰金はNASDAQ100に再投資しているんだろうね

だからボラティリティが小さいのね。NASDAQ100が暴落した時はどうなるのかしら?

購入価格と同じ価格でコールを売っているから、暴落時の影響はそんなに大きくないと思うけど、コールの価格が変動するから、コールの価格が下がると分配金が減るよね。

それでも、今の所低くても7%の分配金を出しているのと、暴落時も比較的にボラティリティは小さいから、キャピタルゲインを放棄して高配当を得たいなら良い投資先と言えそうだね

まあ、実際長期保有してどうなっていくのかは時間が立たないとわからないからとりあえず少しだけ保有してみて、安全そうだったら老後資金の1つとして保有量を増やしていってもいいかもね

投資するのはいいけどお小遣いの範囲でやってくださいね