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ついに東証米国高配当ETF爆誕!!東証版HDV「iシェアーズ 米国高配当株 ETF」

信託報酬0.099%の日本高配当株式ファンド「SBI日本高配当株式(分配)ファンド(年4回決算型)」が発表されたのも束の間、ついに米国高配当株式の東証ETFの上場が発表されました。「(銘柄コード2013)iシェアーズ 米国高配当株 ETF。上場予定は2024年1月18日です。

 

売買や分配金の受け取りを円でできるのが、東証ETFのメリット。今まで東証ETFは国内REIT、海外REIT、海外債権は低コストのものがありましたが、国内・海外の高配当株式に魅力的な商品がない状況でした。

 

海外高配当株式については、SBI証券の為替手数料無料によって、VYM・SPYD・HDVがよりお得に保有できるようになったのが最新状況。とはいっても海外ETFの購入のためにはドル円の両替が必要。分配金を国内で利用する際も両替の手間がかかるのがデメリット。また、円ベースでの買い時の判断も面倒なもの。

 

このような状況の中、モーニングスター配当フォーカス指数」に連動する東証ETFiシェアーズ 米国高配当株 ETFの設定が発表されました。上場は2024年1月18日を予定。モーニングスター配当フォーカス指数」は米国高配当ETFHDVが連動している指数で、まさに東証HDV爆誕です。信託報酬は0.121%。本家HDVの信託報酬0.08%と比べると割高ですが、ドル円の両替や為替の状況を加味する手間を考えると、十分許容できる手間賃と考えられる人も多いのではないでしょうか。

 

今後も高配当ETFの需要は高まっていくことを考えると、東証版VYMやSPYDの誕生も期待したいところです。インデックスファンドで資産拡大を目指すか、高配当ファンドで分配金を享受するか。年齢や状況に応じて必要なファンドをうまく活用していきたいですね。