新NISAでは、「大和-iFreeレバレッジ NASDAQ100」のようなレバレッジ系の投資信託が投資先として使えないという事で、多少のリスクをとっていい投資枠としての投資信託をピックアップしました(時価総額などは2023年6月25日時点)。
1.三菱UFJ国際-eMAXIS NASDAQ100インデックス
(時価総額)71,534百万円
(信託報酬)0.44%
レバナス投資がダメなら、普通のNASDAQ100で我慢。信託報酬0.2035%の「ニッセイ NASDAQ100インデックスファンド」も気になるものの、設定されてから日が浅いため様子見。
2.大和-iFreeNEXT FANG+インデックス
(時価総額)28,829百万円
(信託報酬)0.7755%
F:Facebook(Meta)
A:Amazon
N:Netflix
G:Google
の頭文字をとったFANGに「エヌビディア」「AMD」「テスラ」「マイクロソフト」「アップル」「スノーフレイク」の計10社に均等投資したポートフォリオで構成された指標。四半期ごとに等金額になるようにリバランス。ハイテク銘柄10社に絞られるため、分散は効いていない分、NASDAQ100以上にハイリスクな指標。レバナスのかわりとして、リスクを許容できる範囲で購入を検討。似たようなETFで、「2244 グローバルX USテック・トップ20」はFANG+暴落時の買い増し用として使えるかも。
3.大和-iFreeNEXT インド株インデックス
(時価総額)9,364百万円
(信託報酬)0.781%
現段階でもかなり高値水準で推移しているため買いづらいが、今後の成長を見込んで保有欲を掻き立てるインド株。「Nifty50インデックス」に連動した投資信託で、インド株インデックスの中では信託報酬最安。ETFなら信託報酬1.045%の「1678 NEXT FUNDSインド株式指数・Nifty50連動上場投信」が候補になるが、投資信託の方が信託報酬が安いことを考えると、インド株投資ならiFreeNextが最有力候補と言えそう。
あれこれ手を出さずに信託報酬が安い「S&P500」や「全世界株式」に投資するのが王道だとは思いますが、ちょっと気になるムズムズ感を抑えるためにも、リスクの許容範囲で少し手を出すのも平常心で投資を続ける事につながるかもしれません。レバナスの代わりという意味では、ハイテク10銘柄に集中したFANG+が最有力候補になりそうです。