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賃貸派お父さんの住宅購入物語〜第10話_不動産屋選びをどうする?〜

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住宅購入に欠かせないのが不動産屋選び。担当者の方は親身に相談に乗ってくれていると信じたいところですが、現実は厳しいノルマや売上目標の圧力でボッタクリに近い提案をしているという話もチラホラ。多くの人にとって、住宅購入は人生の中でそう多く経験するわけではないので、不動産屋のいいなりになったり、疑心暗鬼になってしまいます。疑心暗鬼にならずに、仲介手数料も躊躇する事なく払えるような不動産屋さんを見つけるにはどうすればいいのでしょうか?

 

不動産屋選びのポイントは次の3つです。

①仲介手数料はコンサルタント料と心得る

②まず内覧ではなく、まず相談

③「不動産屋」ではなく「担当者」で決める

 

①仲介手数料はコンサルタント

仲介手数料を物件を紹介してくれた事に対する料金と考えると不動産屋選びは行き詰まります。一部の未公開物件を除き、物件の確認はいまや「Suumo」「at home」「ホームズ」などを使えば自分でできます。未公開物件というのも、実はそんなに掘り出し物ではないという場合が多いようです。仲介手数料を物件紹介料と捉えると、少しでも仲介手数料が安い不動産屋探しに奔走してしまいそうです。不動産屋選びで、多くの人が迷う選択肢は次の3つだと思います。

1.大手不動産屋(三井のリハウス東急リバブルなど)

2.地域密着の不動産屋

3.仲介手数料無料の不動産屋

仲介手数料無料の不動産屋の中にも買い主よりの担当者もいると思うので、候補として問い合わせるのはいいと思いますが、前提としては、仲介手数料(3.3%+6.6万円)は払うものという前提で資金計画を立てたほうがいいと思います。

 

大事なのは、この仲介手数料は、自分たちの希望に合った最善の物件をスムーズに購入するサポートをしてくれるコンサルタント料と捉える事です。コンサルタント料と捉えると、不動産屋選びの視点が明確になります。

 

②まず内覧ではなく、まず相談

コンサルタント料を支払うに値する不動産屋を選ぶためには、まず内覧ではなく、まず相談をする事が重要です。予算や必要な間取りを伝えた程度ですぐに物件を提案してくるようでは、コンサルとしては不十分です。中にはほとんど希望を聞かずに「おすすめ物件」を提示し、「すぐに売れると思うから急いだ方がいい」と焦らせる担当者もいます。確かに、すぐに売れてしまう物件である可能性もありますが、これではコンサルとは言えません。

 

気になる不動産屋があったら、まずは相談。希望条件や予算について相談すると、対応は不動産屋(実際は担当者)ごとに様々です。「この担当者は信頼できるな」というのはほぼ直感レベルで感じ取れると思いますが、自分が信頼できると感じた場面は次の3つです。

1.希望条件の理由を掘り下げ、適切な必要予算を提示し、擦り合せ、当初考えていた物件とは違う、より適切な物件を提案してくれる担当。

2.各物件のメリット・デメリットを率直に伝えてくれる担当。

3.売主などの情報もわかる不動産屋しか見れない検索サイト「レインズ」を見せてくれる担当。

このような対応をしてくれると、コンサルタント料をすすんで払いたいなと思えてきます。まず相談することで、コンサルタント料を払いたいと思える信頼できる担当者を探す事が重要です。

 

③不動産屋ではなく、担当者を選ぶ

同じ不動産屋でも、担当者によって提案内容や対応は様々です。不動産屋ごとにサポート内容などに多少の差はありますが、それらも含めて、最善の提案や安心して購入できるサポートをしてくれる担当者を選ぶ事が重要です。仲介手数料無料でそのような担当者が見つかればそれでもいいですが、それでもコンサルタントとして不安が残る担当であれば、仲介手数料が必要な信頼できる担当者を優先したほうがいいと思います。「レインズ」を見ると売主もわかるので、直接売主に問い合わせたほうが安くなるのでは?という気持ちもよぎりますが、信頼できる担当者に出会うと、むしろ仲介手数料をしっかり払って最後までサポートしてもらいたいと感じます。

そんな不動産屋の担当を探す事が、物件探しの第一歩になりそうです。

※「ラグジュ建築と不動産」

住宅購入検討者にとってはフクロウ不動産との夢のコラボ

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※「ゼロ仲介チャンネル」

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※「フクロウ不動産」

非公開物件は特定の不動産屋に問い合わせるしかありませんが、非公開物件が気になったときに、頭の片隅に置いておくといい情報を提供してくれています。

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