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習慣化の技術①〜まずはやめることからスタート〜

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「良い生活習慣」は目標達成や精神の安定をもたらしてくれます。「やりたいことはあるけど続かない」「やめたいことがあるけどやめられない」。「習慣化の技術」を身につける事で、このような悪循環を断ち切る事ができる可能性があります。数ある習慣化に関する書籍の中から、古川武士さんの「やめる」習慣を参考に、自身の実践も踏まえて、習慣化の技術を整理します。ポイントは、「行動習慣に絞り込む」「まずは1つの行動習慣をやめる事から始める」

①習慣には3種類ある

習慣には大きく3種類あります。

(1)行動習慣

「テレビを見る・見ない」「スマホを見る・見ない」「ふらっとコンビニによる・よらない」「勉強する・しない」など、行動にまつわる習慣。「よい習慣を続ける」「悪い習慣を辞める」のどちらも、1ヶ月継続すれば習慣化できる。

(2)身体習慣

「ダイエットをする」「筋トレをする」「タバコをやめる」「早起きをする」など、身体的な苦痛や変化を伴う習慣。習慣化には3ヶ月ほどかかる。

(3)思考習慣

マイナス思考や、怒りっぽいなど、思考にまつわる習慣。望む思考習慣に切り替えるには6ヶ月ほどかかる。

 

②改善すべきターゲットは「行動習慣」

身体習慣や思考習慣の改善は、精神的・肉体的苦痛を伴い、よっぽどの目的意識と強い意志、覚悟がなければ実現できません。3日坊主で終わってしまうのも身体習慣や思考習慣にまつわるものが多いのではないでしょうか。「行動習慣」は単純に何かをやる・やらないと決めるだけなので苦痛も少なく、習慣改善のハードルが低いです。しかし、行動変われば身体が変わる(健康的になる)。身体が変われば思考が変わるといった形で、1つの行動の変化が結果的には身体や思考の変化を呼び起こします。身体習慣や思考習慣を改善したかったとしても、それらにつながる「行動習慣」に落とし込むことで、改善につながる可能性が高まります。

 

③まずは「やめる」ことから始める

習慣化というと、なにか新しいことを始めることに意識が向かいがちですが、新しい習慣を付け加えるよりも、「悪い行動習慣をやめる」ことが先決です。「何かを辞める」ことで、新しい習慣を付け加えるスペースが自然に生まれます。行動習慣は1ヶ月継続すれば辞める事ができます。1ヶ月で1つ。1年で12個やめる事ができれば、自然に望むべき習慣が身についているかもしれません。

【参考】