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基礎知識の身につけ方①〜宇都出雅己氏の高速大量回転法〜

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「問題解決型学習で基本概念を基礎知識に転化する学習」が基礎知識習得の王道であると言えそうですが、問題解決型学習は、協調学習や思考・表現を伴う場面が多く、触れる知識量に制約があります。「基礎知識」を多く蓄積していた方が「問題解決」がスムーズな場面が多い事、「入試や資格試験合格」という現実問題を突破するためにも、「効率的に基礎知識を身につける」というテーマは検討する価値がありそうです。

 

自身も数々の資格試験に短期間で合格し、資格受験者に向けて数多くの著書を残している宇都出雅己氏の勉強法を参考に、「基礎知識の身につけ方」を整理します。

 

【基本概念】記憶

【問題】基礎知識を効率的に身につけるにはどうすればいい?

【ビッグアイデア

・「わかる」と「わからない」を分ける

・「脳は大雑把に理解する」まずは大雑把に分ける

・目次を語る

・教える立場で話す

・「問い」を立てる「○○って何?」「○○なのは何で?」

 

宇都出氏が推奨し、実践し成果を出しているのが「高速大量回転法」です。要約すると、資格試験であれば「過去問」から勉強をスタートし、わからない事があってもまずは言葉に馴染むことからスタート。情報はすべて過去問や一冊のテキストに集約して繰り返し見る。まずは目次を覚え(身近な場所と項目を結びつける「場所法」を利用)、目次の内容を話せるようになることをゴールにテキストを繰り返し見る。分かっていることとわからない事を分けるつもりで読み進め、わからない事があっても気にせず先に進む。

 

宇都出氏の著書に「速読に関する本」がある事からわかるように。繰り返し「読む」というより「見る」という感覚に近い。また、「読む・見る」よりも、何も見ないで目次に関する内容を「思い出す」事に重点がおかれ、「思い出せる事と思い出せないことに分ける」作業を繰り返し、思い出せなくても気にせずどんどん進む。思い出せないことがわかる事が重要と述べている。

 

とにかく気楽に、「分かっていることと分からないことを分ける」「思い出せることと思い出せないことを分ける」「話せること話せないことを分ける」といった形で、気にせず反復していきます。「目次の覚え方」や「本への相槌」「問いをたてる」といった細かな技術も紹介されていますが、「試験合格」というゴールと「想起」を重視した基礎知識の習得スタイルは、理に叶った勉強法と言えそう。「基礎知識習得学習」として、世界史や簿記の学習で実践してみようと思います。

 

【参考】