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基本概念を学ぶ世界史_古代オリエント世界⑤_専制君主

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【問題】

征服後の国家統合をどうする?

【問い】

①その概念はどのような背景で生まれたか?

・武力による広域支配成立後の、安定した国家運営を実現するために、王は「専制君主」として、全権に渡って影響力を強めた。

②その問題はどのような背景で生まれたか?

ヒッタイトは鉄製武器によって広域支配を実現したが、その後の国家統合が機能せず、崩壊。

・エジプトの新王国では、「アメンホテプ4世」が政治に口出しする「神官」の影響を抑えきれず、新首都へ遷都。

③その概念によってどのような問題が解決し、その後どうなったか?

・王が政治、軍事、宗教を自ら管理。国内を州に分け、駅伝制を設け、各地に総督をおいて統治。

・重税と圧政によって服属民の反抗を招き、BC612年に崩壊。

・その後、オリエントは「エジプト」「リディア」「新バビロニア」「メディア」の4王国が分立。

【基礎知識】

アッシリア王国はBC2000年紀初めに北メソポタミアにおこる。

・BC15世紀に一時「ミタンニ王国」に服属。

・BC7世紀前半「鉄製の武器」「騎兵隊」を用いて全オリエントを征服。

・全盛期の王はアッシュルバニパル

【重要事項】

鉄製武器と騎兵隊により周辺諸国を平定した「アッシリア王国」は、その後王の権力を強めた「専制君主制」によって国家統合・安定を試みた。各地を州に分け、総督をおいて統治し、政治、軍事、宗教を自ら管理。しかし、重税と圧政により服属民の反発を招きBC612年に崩壊した。

 

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