問題解決型学習である「基本概念勉強法」は以下の手順で学習を進めていきます。
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①教科書を読み、扱う概念を決める
②3つの問いに答え、問題を抽出
1.その問題が生まれた背景は?
2.その概念によってどのようにして問題が解決したか?
3.その後どうなったか?
③基礎知識の整理
問題が生まれた背景や、概念が生まれた背景の前提となる知識を整理。
④現代への活用
この学習法の肝になるのが「問題の抽出」と「問題を解決する基本概念の抽出」の2点です。教科書や資料を読み込みながら得た知識や気付き、浮かんできたアイディアを自由に書き出すスペースと、3つの問いを整理するスペースを確保する事が重要です。
ここで参考になるのが、以下の2冊。
「頭がいい人はなぜ、方眼ノートを使うのか?」は「事実(板書)」「解釈(気づき)」「行動(要約)」といった3分割のノート活用法を豊富な具体例で紹介しています。
「ゼロ秒思考」は頭に浮かんだ思考やアイディアをどんどんメモ用紙に書き出し、メモ書きをもと情報を整理していく技術が紹介されています。
「頭がいい人は・・・」で紹介せているロジカルなノートテイキングと、「ゼロ秒思考」のリラックスしたアイディア出しを組み合わせる事で、「基本概念を学ぶノート術」が完成します。
使用するのはシンプルでかつ日付やタイトルを記入するスペースもある「コクヨのB5方眼ノート」。1ページ分を2分割して左側を「0秒思考ゾーン」として、思いついた問題意識や問題解決に繋がりそうな概念、関係しそうな知識を列挙していきます。左側の「0秒思考ゾーン」の情報をもとに、右側の「3つの問いゾーン」で情報を整理。
1.その問題が生まれた背景は?
2.その概念によってどのようにして問題が解決したか?
3.その後どうなったか?
に沿って情報を整理していきます。必要に応じて、「現代への活用」を整理して1ページ完了。
参考図書のノートテイキングやメモ術そのままではありませんが、2冊の良い点を取り入れつつ「1冊のノートで気楽に問題解決型の学習ができるノート術」としておすすめです。