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2022年格安SIM運用最終結論_楽天モバイル&BICSIM+povo2.0

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楽天モバイル1年間無料期間終了後の格安SIM運用は、最終的に次の結論に至りました。

【端末①】AQUOS Sense6(4GB)

(nanoSim)楽天モバイル(0円運用)

(eSIM)BIC SIM:ギガプラン2GB(月額税込440円)

 

【端末②】KYOCERA KYF37(ガラホ

(nanoSim)povo2.0(受信専用で月額0円 最安運用年間660円)

 

BIC SIMのキャンペーンで実質0円運用】

楽天モバイル→BICSIM(音声通話)→楽天モバイル」と乗り換えることで、ビックカメラのBICSIM乗り換えキャンペーンの16,000ポイントを確保。BIC SIMのesimプランの申込みでも1,000ポイントを獲得したので、合計17,000ポイント(BICポイント)を、今後の支払いに回します。BIC SIMの音声プランは契約月の翌月の月末に解約可能。

 

BIC SIMは実質的にIIJMIOと同じサービス内容ですが、無料WIFIの「ギガぞう」を利用できるので、データ使用量の節約も可能。

 

月440円で楽天リンクの無料通話+BICSIM(2GB)+楽天モバイルの無料分(1GB)で運用。それでもデータ量が厳しいときは、BICSIMの節約モードで乗り切る。

 

【povo2.0】

受信専用端末として京セラのガラホに基本料無料のPovo2.0を指して利用。ガラホはバッテリー持ち、通話のしやすさ、伝言メッセージ、防水防塵、携帯性など、どれをとってもスマホ2台持ちよりも便利。6ヶ月に一度トッピングを利用する必要がありますが、KYF37はテザリングも利用できるので、テザリングを利用したい時に、最安値トッピングの24時間使い放題(330円)を利用すれば、年間660円で受信専用端末を維持できます。

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基本概念を学ぶ世界史_ローマ世界②_分割統治

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【問題】

広域に渡る支配地域の統合をどうする?

【基礎知識】

・ローマは重装歩兵軍を中核としてBC3世紀に全イタリア半島を支配。

・ローマ人は征服した土地をローマ市民に分け与えて植民市を建設。

・ローマの植民市は奪った土地をローマの領土に組み込んだ。

・征服された都市が存続を許された場合は個別にローマと同盟を結ばされ、「投票権のないローマ市民権を与えられる都市」「投票権のないラテン市民権を与えられる都市」「市民権のない同盟市の地位を与えられる都市」など、それぞれ異なる権利と義務を与えられた。この統治の方法を分割統治という。

【問い】

①その問題が生まれた背景は?

・領土拡大の征服戦争後の支配地域の反抗を抑制する必要があった。

②その概念によってどのような問題が解決したか?

・分割統治によって、被支配者はより良い地位を望んでローマに協力するように仕向けられ、団結と反乱が巧みに予防された。

ローマ市民権を比較的寛容に被支配者に分け与えたので、広い領域を支配することに成功した。

③問題解決後にどうなったか?

イタリア半島を統一して強大化したローマは、フェニキア人植民市カルタゴの勢力と衝突。3回にわたるポエニ戦争カルタゴを滅亡に追いやった。

・BC146年にはマケドニアギリシア初ポリスを支配下におき、地中海全体をほぼ制覇し帝国主義的支配者としての地位を確立した。

【学びの活用】

ローマ市民への土地の分配のために侵略戦争が不可避だったローマ。広域支配の秩序維持において重要課題の1つは反乱の抑止だが、「権利」の付与は抑止力になる一方、既存の「ローマ市民」の反発の火種にもなりかねない。「支配地域への権利の付与」は「既存ローマ市民の生活維持・向上」とセットで成立する。領土の拡大は一見、統合階級の権力拡大に見えるが、実態は市民の影響力が増大する中で、相対的に統合階級の権力が衰弱した結果と考えることもできそう。

 

【基本概念の学び方についてはコチラ】

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【参考教材はコチラ】

基本概念を学ぶ生物②_真核生物・原核生物・ウィルス

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【問題】

生物とウィルスを分類するにはどうすればいい?

【基礎知識】

・生物は細胞からできている

・細胞には遺伝情報を担うDNA、エネルギーの受け渡しにはたらくATP、生命活動の中心となってはたらくタンパク質などが含まれ、細胞膜によって包まれている。

・細胞膜はおもにリン脂質とよばれる脂質とタンパク質からなる。

・細胞には、核という構造を持つ真核細胞と核という構造を持たない原核細胞がある。

・生物は、原核細胞からなる原核生物と、真核細胞からなる真核生物に分類できる。

・ウィルスは核酸(DNAやRNA)を持つが、細胞という構造を持たず、核酸がタンパク質の殻で包んだ構造をしている。

・ウィルスは決まった生物(宿主)の細胞に侵入し、その中にある物資を利用しないと増殖する事ができない。

・ウィルスは生物の特徴の一部だけを持った生物と無生物の中間の段階として位置づけられる。

【問い】

①その問題が生まれた背景は?

・生物の分類をしたい。

・生物とウィルスの分類を明確にしたい。

・顕微鏡の発達により、より細胞のより詳細な観察が可能になった。

②その概念によってどのようにして問題が解決したか?

・「細胞からできている」ものを「生物」と定義

核の構造を持つ細胞を「真核細胞」、核の構造を持たないものを「原核細胞」、細胞を持たず、核酸とタンパク質の膜という構造を「ウィルス」と分類できるように。

③問題解決後どうなったか?

・「真核生物」のうち、「植物」「菌類」「動物」を除いたグループを「原生生物」とし、「原核生物」も含めて、系統樹の作成が可能に。

・遺伝情報などを比較することで生物同士の類縁関係を調べて系統樹が作成されるようになった(分子系統樹)。

【現代への活用】

物事を考える上で「定義」は非常に重要になる。「生物」の定義を「細胞からできているもの」とする事で、「生物」と「ウィルス」を分ける事ができる。また、この分類を支えているのが、「細胞」とは「DNA、ATP、タンパク質が含まれ細胞膜に包まれている」と定義される事で、「DNAとタンパク質の膜でできた構造」でできたウィルスはより明確に「生物外」として分類できる。同様に「核があるか・ないか」という定義によって「真核生物」と「原核生物」に分類することができ、言葉の定義が世界の理解・分類の助けになることを知る事ができる。

基本概念を学ぶ世界史_ローマ世界①_身分闘争

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【問題】

平民が力を増した共和制国家の統合をどうする?

【基礎知識】

・ローマは始めエトルリア人の王に支配されていたが、王を追放して共和制になった。

・ローマは特定の血族に属する貴族(パトリキと、中小農民の平民(プレブスの2つの身分があり、明確な身分差があった。

・国家の最高官職コンスルは毎年貴族から選挙で選ばれた。

コンスルを監視・指導して実質支配を握るのが元老院で最初は貴族の長老たちだった。

 

【問い】

①その問題が生まれた背景は?

・重装歩兵として平民が国防に重要な役割をはたすようになると、平民と貴族の身分闘争が起こるようになった。

②その概念によってどのようにして問題が解決したのか?

・BC5世紀全半に、元老院コンスルの決定に拒否権を行使できる平民出身の護民官と、平民だけの平民会が設けられた。

・BC5世紀半ばに、慣習法を成文化した「十二表法」が制定・公開され、今まで貴族が口承によって独占してきた法知識が公開され、平民の権利向上に役立った。

・BC367年「リキニウス・セクスティウス法」により、貴族などの有力者による公有地の占有が制限されるとともに、コンスルのうち1人は平民から選ばれるようになった。

・BC287年「ホルテンシウス法」により、平民会の決議が、元老院の許可なしに全ローマ人の国法となることが正式に認められた。

③問題解決後にどうなったか?

・平民にも参政権が与えられると、一部の富裕な平民が公職者に加わって元老院に加わるようになり、新貴族(ノビレス)と呼ばれる新しい支配階層をつくるようになった。

【現代への活用】

国防を通じて影響力を持つようになった平民は、それまでの支配階級である貴族に対し反発を強めていく。平民の影響力を無視できなくなった貴族は、「護民官」「平民会」「十二表法」「リキニウス・セクスティウス法」「ホルテンシウス法」といった施策決定を譲歩せざるおえなかった。しかし、貴族と平民の身分差が解消される一方で、力を伸ばした一部平民が新貴族となり政局を支配。市民が政治に参加するギリシア民主政とは異なる統合形式を取るようになる。

身分闘争の行き着く先は、新支配層の誕生と新たな身分闘争というローマの経験は、頭に留めておきたい。

【基本概念の学び方についてはコチラ】

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【参考教材はコチラ】

仮想通貨レバレッジ3倍、2倍で利確選手権_3月3週_含み益が6通貨に

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BYBITでレバレッジ3倍、2倍で利確選手権

【ルール】

①最高値から半値以下になっている通貨をレバレッジ3倍でロング

②実現収益100%(証拠金の2倍)になったら利食い(利確)

③未実現収益が−50%に達したら、レバレッジ1倍に変更して強制ロスカットを回避

レバレッジ1倍で回避中の通貨の未実現収益が−30%を下回ったら買増

レバレッジ1倍で回避中の通貨が含み益になったらレバレッジ3倍に再変更

 

【2022年利確通貨】

①MANA

②AVAX

③LUNA

 

【現在3倍レバレッジで投資中の通貨(未実現損益は3月19日時点)】

     未実現損益

①BTC  +37.58%

②ILV  +35.68%

③ETH  +27.56%

④ENJ  +18.02%

⑤SOL  +12.41%

⑥MANA +12.11%

 

レバレッジ1倍〜2倍で回避中の通貨】

・SAND (レバレッジ1倍 ―15.59%)

・ADA  (レバレッジ1倍 ―19.05%)

・DOT  (レバレッジ1倍 ―6.00%)

・ALGO (レバレッジ1倍 ―13.72%)

FTM  (レバレッジ1倍 ―16.11%)

AXS  (レバレッジ2倍 ―21.66%)

・DOGE (レバレッジ2倍 ―21.02%)

 

先週の含み益通貨がBTCだけだったのに対し、週末の上昇で含み益が6通貨に。含み損通貨も、買い増しラインギリギリで反発したので、しばらく様子見。含み損が膨らんだ時にレバレッジを1倍に変更するようにしてから、あまり価格変動を気にせずに過ごせるようになったので、含み損が膨らんだときのレバレッジ変更は効果的といえそう。

 

今週はBYBITの二重資産マイニングに挑戦。あまり仕組みを理解しないまま年率300%を超える金利に興味を持ち試してみることに。決済する気のないSANDが利確してしまい、損失確定。高い勉強代でした。二重資産マイニングの仕組みを簡単に紹介します。

(例)SAND―USDT(年利450.67%→1日約1.2%)

(ケース1)現物のSANDを預け入れ、参入した価格よりも約1日後の価格が下がっていれば約1.2%の金利分のSANDが加算される。

(ケース2)現物のSANDを預け入れ、参入した価格よりも約1日後の価格が上がっていれば、約1.2%の金利分が上乗せされた形で決済され、USDTになる。

 

よくわからないまま、高い金利に目がくらみ二重資産マイニングを試したところ、2日連続でSANDが増加。これはすごい仕組みだと思っていたら翌日SANDがなくなっていたので、ようやく仕組みを理解。まったく利確する気のなかったSANDが利確してしまい

、大きく損失。高い勉強代でした。二重資産マイニングは、毎日のように預け入れの設定をする手間もあるので、自分には向かない投資法だったので、今後は手を出さない予定です。二重資産マイニングが気になっているけどよくわからないという人は参考に知てください。

問題解決型授業の授業案の作り方③_基本概念学習と協調学習の相乗効果

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問題解決型授業のベースは「基本概念を学ぶ学習」と「協調学習」の相乗効果を意図した授業デザインです。授業準備の段階では、「基本概念を学ぶ学習法」の中で、どこに協調学習を挟み込むかを検討する事が肝になります。

 

【問題解決型授業の手順】

①問題提示

②その問題がうまれた背景の説明

③その問題を解決するにどうしたか?どうすればいいか?(協調学習ポイント①)

④基本概念の提示

⑤その概念によってどのようにして問題が解決したのかの説明

⑥問題解決後にどうなったか?の説明

⑦現代への活用(協調学習ポイント②)

問題解決学習を通じて、今後の生活でどんな事に活用できそうかを発表。

 

授業準備としては「基本概念を学ぶ勉強法」に沿って項目を埋めていく事と、協調学習で誰にスポットライトを当てるかをある程度想定する事。実際の授業では、教師の想像を超える考えも多く飛び出すので、それが協調学習の醍醐味であり、集団で学ぶ価値といえる。

【参考】

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基本概念を学ぶ世界史_ギリシア世界⑫_オリンポス12神

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【問題】

超越的な事象を納得させるにはどうすればいい?

【基礎知識】

ギリシアのポリスは市民が対等に議論できる精神風土。

・超越的な権力が存在しない市民共同体。

ギリシアの神々は人間と同じ姿や感情を持つ。

・「オリンポス12神」はときに嫉妬や悪意で行動する。

ギリシアの宗教は共同体のための宗教。

・神々を祀り、供犠や祭典を執り行うのは国家の重要な行事。

ギリシアの宗教には競技や経典がない。

・神官には国家を動かす権力はない。

【問い】

①その問題はどのような背景で生まれたか?

ギリシアのポリスは市民共同体として対等な議論がなされていたため、統合するための協力な一神教は不要だった。

・当時の科学では解明(納得)できない事象は数多く存在。

・「オリンポス12神」をもとにした行事や芸術が数多く誕生し、ギリシア市民の楽しみの1つに。

②その概念によってどのようにして問題が解決したか?

・神域であるデルフォイでは植民地建設や法定制定、宣戦布告の前などに神託を受けて最終決定を下した。

・毎年春に酒の神「ディオニソス」に捧げて行われる「ディオニュシア祭」では、悲劇や喜劇のコンテストが行われ、これを鑑賞する事はギリシア市民の義務であり、楽しみだった。

③問題解決後どうなったか?

・神々と人間との関わりをうたった叙情詩(物語や出来事が記述された韻文)が生まれる

(例)ホメロスの「イリアス」「オデュッセイア

   ヘシオドスの「神統記」

・自然現象を神話ではなく、合理的根拠で説明するイオニア自然哲学」も発達。

三大悲劇詩人アイスキュロスソフォクレスエウリピデス、喜劇作家のアリストファネスなどが生まれる。

 

【現代への活用】

ギリシアの宗教や神々は、支配階級の神権政治の基盤としてではなく、ポリス市民団の団結や世界観を整合させるために生まれた。多くの芸術家の手も加わりながら練り上げられ、娯楽の要素も併せ持つ点で、土着の祭りが多く残る日本人の感性とも親和性が高そう。教義がないにも関わらず、今なお世界中で「オリンポス12神」の神話が語り継がれていることからも、多くの人々の精神に深く根ざしている宗教の1つと言えそう。

「市井からの土着的宗教」と「統合者による神権政治」の対比は、各地の市民感覚を紐解く鍵になりそうなので、是非継続して学んでいきたい。

 

【基本概念の学び方についてはコチラ】

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【参考教材はコチラ】